本紙掲載日:2023-06-26
(3面)

談話室−のべおか道の駅株式会社の高木社長

コロナ禍落ち着きここから反転攻勢

 「最初は3年で卒業できるかなと思っていたんですよ」と話すのは、延岡市内の道の駅北川はゆま、北方よっちみろ屋、北浦を運営するのべおか道の駅株式会社の高木亨輔社長(77)=写真=。想定外だったコロナ禍もようやく落ち着きを見せ始め、「ここから反転攻勢を」と3駅の飛躍に向けて意気込みを新たにしている。

 2017年の会社発足当初から「現場第一主義」を掲げ、自ら運転する車で3駅に商品を届けながら従業員への声掛けを続ける毎日。コロナ禍が売り上げに大きく影響を与えた2020年度以降は「雌伏の時」として、各駅設備の充実に力を入れた。

 特に北川はゆまは駐車場をはじめレストラン、総菜加工室、売店、トイレなどを次々に更新。「北方よっちみろ屋も売店スペースの一部をつくり替え、北浦でも品ぞろえを含めて同様のリニューアルを近々行う予定。ハード面の準備は整いつつある」

 〃卒業〃の時期は延びたものの、4期7年目を迎えてなお意気軒高。昨年10月からはほぼ毎月、売上高を更新し続けており、「今年度もここまで順調。過去最高となる年商10億円を目標に頑張っていく」と力強く語った。

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