１日から・のべおか七夕まつり

会場に飾る竹ざさ−ワークショップで飾り付け

　来月１日に延岡市山下町の山下新天街商店街で開幕する「のべおか七夕まつり」を前に、同市駅前複合施設エンクロスで２４、２５日、七夕飾りを作るワークショップがあった。子どもから一般まで約５０人が参加。会場に飾る竹ざさを涼しげな飾りが彩った。

　まつりのＰＲや、「みんなでまつりをつくり上げたい」との思いから、山下新天街やその周辺の商店街、商業施設の関係者らが企画した。

　今年のまつりは、子どもたちが期間中に短冊に書いた願い事を、山下新天街が可能な限り実現させる企画が行われる。

　ワークショップには、小さな子どもから一般まで、幅広い年齢層が参加。会場で使う星形の短冊や、ちょうちんや吹き流し、星つづりなどの飾りを作った。七夕まつりの思い出話に花を咲かせる人たちもいたという。

　母親と妹の３人で訪れた東海小４年の中川純希さん（９）は、「はさみとか使って、いろいろ作ったのが楽しかった。作ったことがないのがたくさんあったので、おうちでも作ってみたい」とにっこり。

　七夕まつり実行委員会のメンバーで、ワークショップで飾りの作り方の指導などを行ったＴＳＵＴＡＹＡＡＶクラブ岡富店の上野孔明店長は「まつりのことをより多くの人に知ってもらうきっかけになって良かった」と話していた。