本紙掲載日:2023-06-30
(6面)

第66回のべおか七夕まつり−1日開幕

延岡の夏彩る、華やかな飾り−叶えよう山下で

◆家族で楽しめるイベント、出店など多数−9日まで

 第66回のべおか七夕まつりは1日、延岡市の山下新天街で開幕する。今年は「叶(かな)えよう山下で」をテーマに、9日までの期間、来場した子どもたちが短冊に書いた願い事を可能な限り実現させる企画など、来場者を楽しませるイベントが用意されている。主催は山下新天街商店街振興組合や周辺商店街、商業施設などの関係者で構成する実行委員会(興梠貴士実行委員長)。

 七夕まつりは、全蓋式アーケードが完成した1956年に始まり、色とりどりの飾りが彩る姿は夏の風物詩になっている。今年も全長330メートルのアーケードに、市内の保育園や幼稚園、介護施設などから寄せられた43作品を展示する。29日から準備が始まっており、力作ぞろいの模様。1日夜、審査が行われ、7月10日まで展示される。

 今年は1、2日をメイン日に、子どもも楽しめるアトラクションや夜市、ペットボトル灯籠、コンサートなどが開かれる。キッチンカーやワークショップなどの出店も予定している。

 問い合わせは山下新天街事務所(箟箍34・6379)まで。


◇願い事叶えます−山下新天街

 今回の目玉企画は、来場した子どもたちが短冊に書いた願い事を、山下新天街が可能な限り「叶(かな)える」というユニークな取り組み。「すてきなお願い事を応募して」と呼び掛けている。

 まつり期間中に来場することが条件。山下新天街事務所の受付で、通し番号が入った星形のオリジナル短冊を受け取って願い事を記入し、応募者の名前と連絡先を書いた申込用紙を提出後、スタッフが飾り付ける。まつり終了後に実行委員会が願い事を複数選定。可能な範囲でその願い事を実現させる。

 「ロマンのある、意義のあるイベント」と説明した興梠貴士実行委員長(36)は、「短冊に書かれた願い事一つ一つを大切に、まつりを楽しみに来場いただく大勢の皆さまの思いを守りながら、まつりを継続し、商業の活性化に取り組んでいく」と意気込んだ。


 詳細は本紙へ。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/