本紙掲載日:2023-07-01
(8面)

檜窯、夏作品展−2日まで

夏向けの作品が並ぶ檜窯の夏作品展(1日午前、延岡市行縢町)

「新作もたくさん」−延岡市行縢町

 延岡市行縢町の檜(ひのき)窯(安在健一代表)の「夏作品展」が1日から、同町の多目的ホール(公民館)で始まった。2日まで。入場無料、時間は午前9時〜午後5時。

 さまざまな形をした皿やコーヒーカップ、茶わん、急須から小鉢、風鈴といった夏向けの作品約800点を展示販売している。

 深みのある暗緑色が特徴的な織部(おりべ)は、銅に反応して緑色に発色する釉薬(ゆうやく)を施した陶器。あえて皿の縁をカットしてゆがみを付けることによって、「遊び心や食べ物が美しく見えるように」と制作した新作には、粉引(こびき)とよばれる技法が使われている。

 「織部は赤色がよく映え、刺身やトマトなどの食材をよりおいしく飾る」と安在代表。初日の1日は、家族連れなど多くの人が来場し、作品を前に「かわいいね」「いい色」と購入する姿が見られた。

 安在代表は「新作もたくさん並んでいるので、雨に気を付けてぜひお越しください」と来場を呼び掛けている。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/