本紙掲載日:2023-07-03
(3面)

中央会会長・栗原氏、信連会長・楠田氏

JA宮崎三連と共済連宮崎−総会で新役員決まる

 JAグループ宮崎三連(中央会、経済連、信連)とJA共済連宮崎は6月30日、宮崎市のJA・AZMホールで通常総会などを開き、新役員を決めた。中央会の代表理事会長にJA宮崎中央前代表理事組合長の栗原俊朗氏(71)が就くなどした。

 経済連は代表理事会長の坂下栄次氏(68)と代表理事副会長の平島善範氏(68)を再任。信連経営管理委員会会長はJA延岡代表理事組合長の楠田富雄氏(70)、JA共済連宮崎運営委員会会長はJA都城代表理事組合長の矢照美氏(69)を新任した。

 JAグループ宮崎は現在、県内の13JAなどを統合した「県域JA」の来年4月発足を目指して協議を進めている。このため通常の任期は3年間になるが、県域JAの発足を想定して来年3月末までを予定している。

 栗原氏は「大変厳しい状況が続いている中で、組合員に対して単協で対応できないものはJAグループで、それでもできないものは国・県に要請活動をする。その旗振り役をしたい」。県域JAについては、「理解を得られるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 また、信連経営管理委員会会長に就いた楠田氏は「農家は大変厳しい時を迎えており、信連としてどれだけの支援ができるかということを考えている。JAグループと一緒に頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 JA宮崎中央会によると、県域JAに関しては今後、県内13の各JAで8月に臨時理事会、10月に総会を一斉に開いて総意を得た上で、来年4月に13JAを統合する見込み。その後1年以内に中央会、経済連、信連などを統合する方針という。

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