本紙掲載日:2023-07-04
(3面)

6年生がサーフィン−日知屋小

バランスを取りながらサーフボードに乗る児童たち(6月29日、日知屋小学校プール)

プールで体験−日向

 日向市の風土を生かしたスポーツ・文化への興味や関心を深めてもらおうと、日知屋小学校(平田哲校長、179人)で6月29日、サーフィン体験が行われた。6年生39人が参加し、サーフボードに乗って魅力に触れた。

 ふるさとを学ぶ授業の一環として実施。同市平岩のサーフショップ「サンライズサーフ」代表伊久良城二さん(50)が講師を務めた。

 サーフィンの魅力について講話した伊久良さんは、起源や技術、2017年に同市お倉ケ浜で開催された世界ジュニア選手権の様子などを画像や映像を用いて紹介。児童から「サーフィンをしていて、どんなところが楽しいですか」と質問を受け、「波と一体化すること。波に乗る瞬間、砂浜の景色を見たりするのが楽しい」と答えていた。

 同校プールで行われた体験学習では、伊久良さんや同市サーフィン連盟の会員が指導。初めはサーフボードの上でバランスを取るのに苦戦していた児童たちも、講師陣の「上手」「その調子」など励ましを受けて次第に慣れていき、ボードの上に立てるまでになった。

 参加した鈴木美玲さん(12)は「ふわふわして倒れそうだったけど、思ったより楽しかった」と笑顔。盪括桜さん(11)は「乗って泳いだり、立ったりするところが楽しかった。これからも体験してみたい」と感想を話した。

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