本紙掲載日:2023-07-06
(1面)

国道10号の4車線化要望

要望書を提出した延岡南部地区の渋滞解消及び安全安心促進期成会の役員ら

渋滞解消、安全安心へ−延岡南部地区の期成会

◆南道路・大型車以上の料金引き下げ継続

 延岡南部地区の渋滞解消及(およ)び安全安心促進期成会(会長・稲吉悦夫伊形地区区長会会長)の役員ら4人らは5日、県防災庁舎を訪れ、国道10号(延岡市塩浜町―門川町加草)の4車線化などを求める要望書を原口耕治県土整備部長に提出した。

 国道10号の片側1車線区間は朝夕に渋滞が発生しており、それを避ける車両が生活道路に流入。期成会によると、このため区内の小中学校に通う子どもらへの接触事故が発生しているという。

 渋滞は、ETC搭載の大型車以上を対象にした延岡南道路の料金引き下げに伴い、地域の安全性向上に一定の効果がみられた。しかし、来年4月から引き下げが終わる上、普通車中心の渋滞は続いているため、地域住民の安全への影響が懸念されている。

 要望書では、々馥撮隠姐罎裡桓崟化と周辺道路の安全対策を講ずること⇒菁4月以降も延岡南道路における大型車以上の料金を継続すること4車線化終了まで南道路を利用する普通車などの料金を値下げすること―の3項目を求めた。

 この日は、稲吉会長と松田秀人副会長、河野時徳監事、道づくりを考える延岡女性の会の志賀朋子会長が出席。期成会によると、4車線化や大型車以上の料金継続について、国に要望していく旨の回答を得たという。

 稲吉会長は「現状は変わりそうにないことが分かった。自分たちで頑張るしかない。今後は期成会として国に要望していきたい」と話した。

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