本紙掲載日:2023-07-06
(3面)

スケートボードとBMX

会見するみやざきアーバンスポーツ推進実行委員会の会員

九州初、来月からリーグ戦開幕−初代県チャンピオン決める大会

 みやざきアーバンスポーツ推進実行委員会(長友慎治会長)は5日、県庁で会見し、スケートボードとBMXの初代県チャンピオンを決めるアーバンスポーツのリーグ戦を来月26日から宮崎市のイオンモール宮崎で開催すると発表した。

 委員会は普及と振興、青少年選手の育成などを目的に議員やスポーツ関係者らで4月に発足。独立リーグ「みやざきアーバンスポーツリーグ」を設立した。独立リーグの設立は宮崎県独自で九州初という。

 リーグ戦ではスケートボードとBMXを行う。両競技とも男女混合のキッズビギナー(幼児−小学6年生)とキッズエキスパート(小学1年生−中学3年生)、オープン(年齢制限なしのアマチュア)の3クラスがある。

 年4回の大会で順位ごとにポイントが与えられ、最多ポイント獲得者が各クラスの総合チャンピオンとなる。大会は8月と9月、11月、12月の2日間を予定しており、それぞれの1日目は体験プログラムを用意している。

 委員会によると、県内の競技人口は増加傾向で、年間約1万人が宮崎市のストリートスポーツパークを利用。一方、練習場は公共と民間の施設合わせて県内に約5カ所しかないという。

 長友会長は「オリンピックを目指す若者がチャレンジできる環境があったら、スポーツランドみやざきにもふさわしい。子どもがプレーするための環境整備も進めていきたい」と述べた。

 アーバンスポーツは音楽やファッション、アートなどの若者文化が融合した都市型のスポーツと言われる。スケートボードや自転車BMXなどが代表例で、来年のパリ五輪ではブレイキン(ブレークダンス)が正式競技に決まっている。

◆大会エントリーを開始−4大会すべて出場できる選手を優先

 みやざきアーバンスポーツ推進実行員会は5日から、来月宮崎市のイオン宮崎で開幕するリーグ戦のエントリーを開始した。先着順で年4戦のすべてに出場できる選手を優先的に受け付ける。

 定員はスケートボードの各クラスが16人、BMXのオープンが5人、キッズエキスパートとキッズビギナーが各10人。1試合当たり1人3千円が必要になる。

 締め切りは開幕戦が今月31日、第2戦が9月11日、第3戦が10月31日、最終戦が11月20日。希望者は大会ホームページやQRコードから申し込む。
 
 大会日程は第1回が8月26、27日。第2回が9月23、24日。第3回が11月11日、12日。第4回が12月9、10日。時間はいずれも午前11時〜午後5時。

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