本紙掲載日:2023-07-07
(8面)

千徳会、にぎやかに開催

会員ら約70人が参加して開かれた千徳会(6月30日、マリエールオークパイン延岡)

愛する地酒を囲んで−延岡

 延岡の地酒「千徳」を愛する人たちが集う千徳会(新谷博会長・120人)が6月30日、延岡市別府町のマリエールオークパイン延岡で開かれ、会員ら約70人が参加してにぎわった。

 新谷会長は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けがインフルエンザと同等の「5類」に引き下げられたことに触れ、「これまで飲食業の皆さん、千徳酒造も大変苦しい思いをされたと思うが、7日は思い切り楽しんで、飲んでいただきたい」とあいさつ。また、同市出身の幕内力士琴恵光関(佐渡ケ嶽部屋)を激励するため、11月場所終了後の打ち上げパーティーに、同社のたる酒を差し入れることを提案。満場一致で承認された。

 杜氏(とうじ)でもある同社の門田賢士社長はあいさつで、G7(先進7カ国)農相会合のレセプションで乾杯酒として提供された発泡清酒「はじまり」が好評を博したことや、熊本国税局の2023年鑑評会で15回連続17回目の優等賞を受賞したこと、4月に行われた世界一おいしい市販酒を決める「SAKECOMPETITION(酒・コンペティション)」で好成績を収めたことなどを報告。「皆さまと一緒に千徳会を開催できることは大きな喜び。今後も努力を重ね、お客さまの期待に応えられる、地域の皆さまが自慢できるお酒を造り続けていきたい」と述べた。

 その後、会員の友井康弘さんが音頭を取り、純米大吟醸酒「蔵人の夢」で乾杯。酒と料理を味わいながら和やかにテーブルを囲み、同社の商品が当たる抽選会で盛り上がった。

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