本紙掲載日:2023-07-08
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先輩たちの思い受け、宮崎を一番熱く

4年ぶり通常開催の開会式で選手宣誓する日向・長野主将(8日午前、宮崎市)

4年ぶり通常開催−高校野球宮崎大会

◆日向・長野主将が選手宣誓

 第105回全国高校野球選手権記念宮崎大会は8日、宮崎市で開幕。入場制限なしなど4年ぶりに通常開催となり、開会式で日向・長野大和主将が「先輩たちの思いを謙虚に受け止め、宮崎の夏を、全国で一番熱くする」と選手宣誓した。

 大会は県内46校が参加し、同市のひなたサンマリンスタジアム宮崎とアンビースタジアムで25日まで18日間のトーナメント戦が予定されている。

 夏らしい青空と雲の下で午前10時から開会式。昨年優勝の富島を先頭に、県北から順に、過去3年見られなかった全校そろっての入場行進があった。

 河野知事らのあいさつに続き、長野主将が「あれから3年、いつもの夏が戻り、全力で声が出せる。どうすることもできない現実を強いられ、全力で喜べず、甲子園という最大の目標を失った先輩たち。すべての思いを胸に新しいスタートの場所となるよう全力でプレーする」と誓った。

 大会は8日1回戦2試合があり、県北勢は第2試合(午後2時40分開始予定)で延岡工が佐土原と対戦する。

 開会式の最後には、105回を記念しプロ野球の青木宣親選手(ヤクルト=日向)、戸郷翔征選手(巨人=聖心ウルスラ学園)から、郷土の後輩たちへのビデオメッセージが届けられた。

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