本紙掲載日:2023-07-10
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新会長に松田和己さん−延岡市文化連盟

会長に就任し、あいさつする松田さん。左は町田前会長

4期7年目の町田氏は顧問に

 延岡市文化連盟の今年度総会が9日、同市社会教育センターで開かれた。4期7年目の町田訓久会長(74)が顧問となり、新会長を松田和己さん(70)=同市出北=とする役員人事を承認。新規事業として「カルチャー施設使用料助成事業」を行うことなどを決めた。

 町田会長は任期途中だが、コロナ禍のためやり残したことを、この1年で実現できたとして、退任を決めた。

 松田新会長は、旭化成ひむか文化財団事務局長や延岡市議会第57代議長など要職を務めてきた。その傍ら、野球、ソフトボール、ジョギングを楽しむスポーツマン。「私は体育会系の人間なので、文化はこれから勉強しないといけないが」と前置きしつつ「新しくできた延岡城・内藤記念博物館や野口遵記念館を会員の皆さんに有効に活用していただいて、延岡を文化都市としてアピールできるよう、微力ながらお手伝いできれば」と話した。任期は町田前会長の残任期間。

 新規の「カルチャー施設使用料助成事業」は、カルチャープラザのべおかのアートギャラリー、フリースペース、ハーモニーホール、延岡城・内藤記念博物館の和室棟を会員団体が使用する際に、2日以内の使用料の合計の2分の1を上限に助成するもの。

 これまでは、社会教育センターの会議室と研修室を使用する場合のみ減免規定(無料)があった。カルチャープラザなどを使用する際の負担軽減を図るとともに、会員団体の特典を増やすことで、入会を促進したい考え。継続事業は、会員団体が行う活動を助成、組織の安定化と活動の積極化など。

 会員団体は、8団体が退会、1団体が入会し、会員数は101団体、3支部、個人2人となった。

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