本紙掲載日:2023-07-13
(1面)

飲酒運転は許さない−延岡署

山下新天街に掲げられたメッセージと佐藤交通課長(右)、交通課の坂梨史法企画安全係長

植野書道ガールズが制作−山下新天街にメッセージ

 今月は飲酒運転根絶月間。延岡警察署(黒瀬信太郎署長)は11日、飲酒運転根絶や交通安全を呼び掛けるメッセージを、延岡市山下町の山下新天街に掲げた。佐藤康広交通課長(50)は「飲酒運転が増える時期。まち全体で絶対やめて、許さないという雰囲気がつくれれば」と期待している。

 メッセージは、縦3・3メートル、横2・2メートルの白い布に書かれたもの。近くの植野書道教室(山月町、植野聖鳳主宰)に通う小学5年生から高校2年生までの11人で結成された「植野書道ガールズ」が書いた。

 佐藤交通課長によると、4月に行われた県議選や市議選の投票率向上を目的に明るい選挙推進協議会と市選管が掲げた書道作品を見て、同教室や山下新天街に相談し、準備を進めてきた。

 メッセージは、同じ大きさの布2枚を表裏になるように掲げており、反対側には佐藤交通課長が考えた「のべおか」を頭文字にした標語が書かれている。

 「乗ったら」「ベルト・ヘルメット」「落ち着いて」「かもしれない運転を」―。4月から自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されたことも踏まえて考えたという。

 インパクトある大書に「記念になります」と頬を緩めた佐藤交通課長だったが、すぐに表情を引き締め、「飲酒運転は犯罪ですので絶対やめて」と改めて訴えた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/