本紙掲載日:2023-07-14
(3面)

甚大な被害、久留米市社協に派遣

柳田会長から激励を受ける派遣職員。(左から)山田昇吾さん、平田翔太郎さん、権藤倫之さん、興梠航さん

延岡市社協・2班に分け職員4人−14日出発

 延岡市社会福祉協議会(柳田泰宏会長)は14日、6月29日以降の記録的な大雨で甚大な被害を受けている福岡県久留米市社会福祉協議会に職員を派遣した。2班計4人が26日まで、災害ボランティアセンターの運営や被災現場での支援作業などに当たる。

 派遣職員は、山田昇吾さん(32)、平田翔太郎さん(28)、権藤倫之さん(42)、興梠航さん(34)。第1班として山田さんと平田さんが19日まで、第2班として権藤さんと興梠さんが21日から26日まで現地での業務に従事する。

 出発式は三ツ瀬町の市社会福祉センターであり、柳田会長は「緊張もあると思うが、しっかりとした体調管理と笑顔を忘れずに励んでほしい」と激励。代表であいさつに立った山田さんは「被災者はつらい思いをされていると思う。寄り添いながら一日も早い復興につながるよう支援していきたい。災害ボランティアセンターに関するノウハウについても吸収できれば」と意気込みを語った。

 式後、山田さんと平田さんは約30人の職員に見送られながら、支援物資の飲料水(500ミリリットルペットボトル約350本)とともに車で現地に向けて出発していった。

 一連の大雨により、久留米市では各地で土石流や浸水被害が発生。12日には一部地域において、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が一時発令された。

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