本紙掲載日:2023-07-17
(3面)

21〜23日、細島みなと祭り

「細島みなと祭り」の開催に向けて十屋市長を表敬訪問した同祭りの実行委員会や奉賛会などの皆さん(日向市役所)

コロナ禍前の規模で開催−子ども対象の魚つかみ取り

◆みこしや太鼓台の巡行・日向

 「第134回細島みなと祭り」が21日から23日まで、日向市細島・細島商業港一帯で行われる。開催に向けて、同祭りの睫攷喫深孫坩儖長や是澤喜幸奉賛会会長ら9人がこのほど、市役所に十屋幸平市長を訪ね、祭りの取り組みなどについて説明した。

 睫攫孫坩儖長は「今年は3日間開催し、3日目の夜に太鼓台の組み合わせを予定している。すべての子どもたちを対象とした魚のつかみ取りも併せて実施する」と報告。十屋市長は「日向のいろんなイベントの一番最初を飾る祭りなので、盛り上げていただきたい」と期待した。

 同祭りは1889(明治22)年、細島地区が本県で初めて町制施行したことを祝い、初代町長の第4世日高猪兵衛が太鼓台を製作して住民に担がせたのが始まりとされる。現在は2基の太鼓台が組み合わさる勇壮な祭りとして知られる。細島八坂神社の大祭である祗園祭が以前から奉納されており、船渡御やみこしの巡行も併せて行われる。

 3年ぶり開催となった昨年は新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小したが、今年は4年ぶりにコロナ禍前と同じ規模での開催となる。初日の21日は午後6時からオープニングセレモニーなどがあり、22日はみこしや太鼓台の巡幸など。最終日の23日は船渡御、太鼓台の組み合わせ、魚のつかみ取りなどが行われる。

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