本紙掲載日:2023-07-18
(6面)

清掃通し、勤労意識高める

植え込みの草むしりや側溝の清掃などでも汗を流した
通路を高圧洗浄機できれいにする生徒ら

延岡しろやま支援学校が校外学習

 県立延岡しろやま支援学校(出水悌二校長、171人)の校外学習は6月26日、延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家であり、たいよう部門高等部職業コースの生徒14人が清掃奉仕活動を通して勤労への意識を高めた。

 「自分らしく、一人一人の花を咲かせよう」という思いを込めて制作したオリジナルの「桜梅桃李(おうばいとうり)」シャツを着た生徒たちは、3班に分かれて植え込みの除草、屋内施設の窓拭き、側溝清掃などに取り組んだ。

 午前と午後の計3時間、玄関通路やベランダなどの高圧洗浄作業で汗を流した3年の釣段彬さん(18)は「作業を通して協働、奉仕の精神を学ぶことができた」とにっこり。仲間との協力やコミュニケーションの大切さを実感した様子だった。

 県むかばき青少年自然の家の宮田靖所長は「学校以外の場所でも学べることは少なくない。有意義な時間を過ごしてもらえたのでは」と話した。

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