泥まみれで大はしゃぎ延岡・こひつじ保育園

園児らがどろんこ遊び

　延岡市川原崎町のこひつじ保育園（牧野陽子園長）は６月２３日、近くの田んぼで「どろんこ遊び」を行った。２〜５歳児が参加し、全身で泥の感触を楽しんだ。

　田んぼは、自分たちの食べ物がどこから来ているのかを学ぶ田植え体験のために吉田量基（かずもと）さん・幸恵さん夫妻が提供しているもの。どろんこ遊びは、田植え体験の前日に泥に慣れようと毎年行っている。

　最初は、中に入ることをためらう様子も見られたが、一度入ってしまえば何のその。大人も子どもも、何歳児かも関係なく全身泥だらけになっていた。ボールを追いかけたり、生き物に目を輝かせたり、「ワニ歩き」をしたりと普段感じることのない「泥」を満喫。昼食の時間が近づき、「疲れた人は上がっていいよー」と呼び掛けがあってもなお、「下の方は冷たくて、上の方は温かい」と大はしゃぎだった。

　翌日の田植えは、姉妹園のなかしま保育園と合同で行い、こひつじ保育園の５歳児が種まきから育てたもち米の苗を植えた。