本紙掲載日:2023-07-20
(7面)

働く意義を学ぶ

田野亜矢さん(右)の講話に耳を傾ける2年生

日向中2年生、地域の社会人講師に

 日向市立日向中学校(岡田能直校長)の2年生98人は4日、さまざまな分野で活躍している地域の社会人を講師に、働くことの意義を学んだ。

 9月に予定している職場体験学習や、今後の進路選択の参考にしようと、市キャリア教育支援センターの協力で実施した。

 保育士、薬剤師など6人が講話。このうち、ミセスジャパン2021日本大会ファイナリストで美容家の田野亜矢さん(45)=同市=は「日々の生き方すべてが、その人の美容やオーラに表れてくる」とし、自身が続けている朝活などを例に、日々努力する大切さを伝えた。

 また「どんな大人になりたいか、どんなリーダーに付いていきたいか、できるだけ明確に描いてほしい」とアドバイス。「人を感動させる、人を喜ばせる、人を幸せにする。そこに挑戦し続けることが働くことの意義だと私は思っている。それはどんな職業でもできる」とエールを送った。

 このほか、言葉の持つ力や、チャンスを逃すことなくつかみ取る大切さなどにも触れた。

 2組の菊池雄さん(13)は「実際に働いている人から聞く話は面白いし、勉強になる。自分がどんな大人になりたいか、少しイメージできた」と話した。

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