本紙掲載日:2023-07-22
(3面)

たくましく育て−猛暑の中で熱戦

市内3校の少年少女が競った「子ども奉納相撲大会」
「ワッショイ、ワッショイ」。みこしを担いで神社を1周

3小学校の児童、春日神社で奉納相撲

 延岡市恒富町の春日神社(木村健男宮司)で7日、子ども奉納相撲大会があった。市内の南小学校、恒富小学校、西小学校の3校から児童約30人が参加。うだるような暑さの中、境内は少年少女力士の〃熱戦〃に沸いた。

 子どもたちにたくましく育ってほしい、との願いを込め、海の日に合わせて行われている恒例の行事。新型コロナの影響で2019年から中止となり、今年39回目となった。

 土俵開きの神事が執り行われ、参加者は玉串を奉納した後、みこしを担いで神社を1周。辺りには「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い声が響いた。

 その後、境内の緑陰に特設された土俵で、木村宮司が「精いっぱいの力を出し切って、(戦った相手とも)友達になってください」と激励。市相撲連盟役員の実演で、相撲の作法や禁じ手の説明もあった。

 取組は男女別、学年ごとにトーナメント形式で実施。中には長い取組の名勝負もあり、保護者らはカメラを手に、土俵際で繰り広げられる押したり、引いたりの攻防を懸命に応援していた。

 このうち、3、4年生男子の部で優勝した恒富小学校3年の坂口陽哉さんは「楽しかった!」と、とびきりの笑顔。そんきょなど「相撲に構えがあることは、きょう初めて知った。強い人ばかりだったので、優勝できてうれしい」と話していた。

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