本紙掲載日:2023-07-27
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貧困と食品ロス解決へ連携協定

スーパー5社とフードバンク3団体による協定締結式(26日、宮崎市)

県内初、スーパーとフードバンク-マルイチなど5社と3団体

 県内のスーパー5社とフードバンク3団体は26日、貧困と食品ロス問題の解決に向けて協定を結んだ。スーパー各社は今後、フードバンクに定期的に商品を寄贈し、消費者から食品などを募るフードドライブに取り組む。

 マルイチ(本社日向市、高木大代表)やマルミヤストア(本社大分県、池邉恭行代表)などと日向、宮崎、都城市のフードバンクが締結。フードバンク日向によると、地元のスーパーとフードバンク団体による協定締結は県内で初めてという。

 この日は宮崎市内で締結式が行われ、出席した各社、団体の代表者が協定書に署名。その後、マルイチは活動資金3万円、マルミヤストアなどはインスタント食品や米を含めた40品目2797点をフードバンク3団体に贈呈した。

 マルイチの高木代表は「商品の寄贈はもちろん、フードドライブのように地域とフードバンクをつなぐ活動に力を入れたい。もったいないと思うものを良い形で循環できる宮崎になるといいし、賛同してくれる会社が増えてくれたら」と話した。

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