本紙掲載日:2023-07-31
(3面)

アンミカさんに観光大使−高千穂町と観光協会

神都高千穂観光大使の委嘱を受けたアンミカさん(中央)=荒立神社

荒立神社大祭に合わせ委嘱

 高千穂町と同町観光協会(竹尾通洋会長)は29日、ファッションモデルのアンミカさん(51)に「神都高千穂観光大使」を委嘱した。任期は2028年7月28日までの5年間。

 アンミカさんは1990年、大阪府の住吉高校を卒業し、フランスへ移住。93年、モデルとしてパリ・コレクションに初参加した。俳優、歌手、ラジオパーソナリティーなど幅広く活躍する傍ら、多数の資格を生かして化粧品、洋服、ジュエリーなどをプロデュース。ポジティブな生き方が共感を呼び、多くの世代から支持を得ている。

 夫で実業家のセオドール・ミラーさん(52)=アメリカ出身=と年に数回、国際結婚の神とされるサルタヒコノミコトを祭る同町三田井の荒立神社(興梠武重宮司)を参拝することで知られており、町が委嘱を打診。快諾を受けたという。

 委嘱式は、アンミカさんたっての要望で荒立神社の夏季例大祭に合わせて行われ、甲斐宗之町長が委嘱状と観光大使の名刺、竹尾会長が町の特産品詰め合わせセットと観光協会のマスコットキャラクター「うずめちゃん」が描かれたバッジを贈呈。「日本中の誰もが知る発信力を持った方なので、非常に心強い」などと激励した後、興梠宮司の孫・笑武さん(12)がサルタヒコノミコトを模した神楽面を手渡した。

 アンミカさんは、「心の第2のふるさととも言える大好きな高千穂町から任命を頂き、本当にうれしい。神話の町の魅力を思う存分に発信できるよう、頑張りたい」と抱負を述べ、満面の笑みを浮かべた。

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