本紙掲載日:2023-07-31
(3面)

宮崎銀行に四つ星の「くるみん」

宮崎銀行を代表してくるみん認定通知書を受けた尾上人事部長=写真中央。左から2番目は宮崎労働局の坂根局長

子育て支援サポート企業に認定−宮崎労働局

 宮崎労働局(坂根登局長)は27日、次世代育成支援対策推進法に基づく子育てサポート企業として、宮崎銀行(杉田浩二頭取)を認定した。同行の認定は県内最多の4回目。認定マーク「くるみん(四つ星)」を使用できるようになり、仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組む企業の証となる。

 同法は、次世代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、育成される環境整備を推進する法律。企業は仕事と家庭の両立を支援する行動計画を策定し、目標達成など一定の基準を満たした企業は子育てサポート企業として厚生労働大臣の認定を受けることができる。

 同行は2011、14、19年に続く認定。今回は〃觝А出産・育児と仕事の両立支援の継続⊇性のキャリア形成に向けた取り組み実施−を目標に掲げた行動計画(計画期間・19年4月1日〜23年3月31日)の中で、育児休業中にも研修などが受講できるテレビ会議システムの運用拡大や、迅速に相談対応できる環境整備などに取り組んだ。

 また、計画期間中の育児休業などの取得率は男性65%、女性92%。その他の取り組みとしては、所定外労働の削減に向けて毎週水曜日の退行時間を30分繰り上げ午後5時とするほか、多様な労働条件の整備のための措置として在宅勤務制度を新設するなどしている。

 交付式は同日、宮崎市の同行本店別館で行われた。宮崎労働局の坂根局長から認定通知書を受けた尾上和広人事部長は「今後も従業員が仕事と育児・家庭の両立、キャリアアップが図れるよう働きやすい職場環境の整備をさらに進めていきたい」と話していた。

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