本紙掲載日:2023-08-02
(3面)

トップクラスの選手が集結-旭化成柔道部夏合宿

延岡市民体育館では最後-5日まで

 旭化成柔道部夏季合宿は1日午後から、延岡市民体育館で始まった。5日午前まで。国内トップクラスの大学、実業団、警察などから約200人が参加。毎年恒例の合宿で、現行の体育館で実施されるのは今回が最後となる。

 1日午前には、地元の小中学生を対象とした柔道教室があり、延岡市とNPO法人アスリートタウンのべおかから、合宿に対し激励品が贈られた。

 贈呈式で澤野幸司市教育長が「(旭化成柔道部は)地域貢献に精力的に通り組まれていることに感謝している。この体育館での最後の合宿を実りあるものに」と激励。吉田優也監督は「柔道界でも最も大きな合宿として風物詩となっている。成果を出し、日本柔道界に貢献できれば」とお礼を述べた。

 市民体育館は1979年10月に開設され、2027年の国民スポーツ大会へ向け、同敷地内に新県体育館が建設されるため、今月20日に閉館、解体される。

 1日午後からの練習では、リオデジャネイロ五輪銅メダルの羽賀龍之介選手(延岡市出身)、王子谷剛志選手、太田彪雅選手と旭化成所属の全日本選手権優勝者3人も精力的に汗を流していた。

 練習は2階観覧席で見学可。午前9時からと午後4時からの2部制で、いずれも2時間程度となっている。

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