本紙掲載日:2023-08-03
(7面)

第40回日向ひょっとこ夏祭り

◆さらなる盛り上げに一役−実行委・Tシャツ、ポスター制作

 第40回日向ひょっとこ夏祭りのオリジナルTシャツ・ポスターコンテストでは、Tシャツに小上礼奈さん(福岡県福岡市)の作品、ポスターに岩城孝則さん(愛知県名古屋市)の作品がそれぞれ採用された。

 Tシャツは、今年の干支(えと)であるウサギが面をかぶり、ひょっとこ踊りを踊っている様子をデザイン。背中に「40」の数字と、同祭りをイメージした造語「喜楽踊笑」の文字がデザインされている。

 ポスターは、動きのあるひょうすけ、おかめ、きつねを目立つようにデザイン。待ちに待った祭りのイメージが表現されている。

 同コンテストは、昨年12月から今年2月にかけて作品を募集。全国各地から応募があり、今年3月に審査を経て受賞作品が決定した。

 Tシャツは、まちの駅とみたか、日向岬の馬ケ背茶屋で販売している。サイズはキッズ用(110、130)、S、M、L、XL。色はキッズ用のみ薄紫で、その他のサイズは赤、緑、黒の3色がある。価格はいずれも2千円。



◆衣装作り大忙し−ミシンショップ日向店

 4年ぶりとなる日向ひょっとこ夏祭りを前に、地元の手芸店は衣装作りに大忙しだ。

 日向市本町のミシンショップ日向店(瀬戸口恒一社長)ではパレードに参加する踊り手などから注文を受け、ひょっとこ、おかめ、きつねの衣装を例年200着ほど作っている。

 今年はスタッフ6人で約1カ月前から本格的に取り掛かった。赤着物は着丈に応じて大人用と子ども用それぞれ4サイズあり、反物を裁断するところから1着1着、すべて手作りしている。また、ひょっとこの白ふんどし、きつねの尾、おかめの帯なども作っている。

 数日前には1歳児用のひょっとこ衣装の注文を受けたばかり。中には、赤着物の背へのゼッケン付けを希望する連もあるため、祭り本番に間に合わせようとミシンをフル稼働させている。

 「この時期になると赤色の糸くずや端切れで、ミシン周りも作業場も真っ赤になる」とスタッフの石田美恵子さん(74)。「久々の祭り。自分たちの作った衣装を着て踊る皆さんの姿を、とても楽しみにしている」と話している。

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