本紙掲載日:2023-08-03
(8面)

親子でものづくり体験

作業に没頭、魅力を体感-ポリテクセンター延岡

 親子でものづくりの魅力を体感する「ものづくり体験教室」は7月29日、延岡市土々呂町のポリテクセンター延岡(狩野忍センター長)であり、市内外から31組が参加、工作体験を通して金属加工や配線などについて学んだ。

 教室は、若い世代にものづくり技能への理解を深めてもらおうと、毎年開催している。

 今年の題材は「木琴」、ろうそくの火を動力にする「ポンポン船」、電気の導通を調べる「メロディーチェッカー」、「手作りハンドスピナー」。参加者は指導員のアドバイスを聞きながら約2時間の作業に没頭した。

 同市富美山町から参加した中内悠人さん(旭小6)はポンポン船作りに挑戦。完成品が実際に水上を走る様子を観察した後、金属パイプを加工してエンジン部分の製作に取り組みながら「工作が好きなのでずっと参加したかった」とにっこり。母親の由香さん(47)は「親子で過ごす有意義な時間、体験ができた」と話した。

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