本紙掲載日:2023-08-05
(8面)

自然の恵みを感じて−リバーパル五ケ瀬川

約50種を一堂に展示した「水辺の宝石〜川のいきもの展」
顕微鏡での標本観察コーナーもある

11日まで身近な川の生き物展示

 五ケ瀬川流域ネットワーク(山田大志理事長)の夏休み企画「水辺の宝石〜川のいきもの展」が、延岡市牧町のリバーパル五ケ瀬川で開かれている。11日まで。入場無料。

 昨年初めて開いたところ大好評だったため今年も実施。宮崎大学農学部付属フィールド科学教育研究センター(同市赤水町)が全面協力し、市内と門川町の川で採集した約50種の生き物を水槽で展示している。

 ドジョウやミナミメダカ、ゲンゴロウ、ヌマエビ、ナマズ、アカハライモリ、オヤニラミ、ギンフナなど多種多様。今年、延岡市内で発見され、まだ学術発表されていないミミズハゼの一種も見ることができる。

 また、さまざまな種類のカニをガラス越しではなく、じかに観察できる展示コーナーも設置。標本を拡大して観察できる顕微鏡も用意されている。

 同研究センターは「多くの生き物を一度に間近で見ることができる機会です。身近な川でこれだけ多くの生き物がいて、それだけ豊かな自然に恵まれていることを感じてもらえれば」と、多くの来場を呼び掛けている。

 開場時間は午前9時30分〜午後4時30分で、最終日のみ正午まで。8日は休館。問い合わせはリバーパル五ケ瀬川(箟箍42・3005)。

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