本紙掲載日:2023-08-07
(2面)

北海道新得町から使節団

歓迎式で、拍手で迎えられる新得町少年少女使節団
歓迎式に出席した五ケ瀬町と新得町の関係者ら

姉妹町・五ケ瀬町で楽しい思い出

 五ケ瀬町と姉妹町盟約を結ぶ北海道新得町の少年少女使節団(須藤正博団長、18人)が2日までの3日間、五ケ瀬町を訪れ、地元の児童生徒との交流を楽しんだ。

 両町は、そば焼酎が縁で1988年に姉妹町の盟約を締結し、91年には両町の町立小中学校が姉妹校となった。それから2年に1度、互いに少年少女使節団を派遣して交流を続けてきたが、新型コロナウイルスの影響で2018年を最後に中止を余儀なくされ、今回は5年ぶりに再開された。

 五ケ瀬町を訪れたのは、新得町の小学5年生〜中学3年生の14人と引率者4人。7月31日は五ケ瀬町民センターで歓迎式があり、今月17日から新得町への派遣が予定されている五ケ瀬町使節団(永富雅樹団長、18人)と関係者らが盛大な拍手で迎えた。

 式では、五ケ瀬町の渡木秀明教育長が「経験は人を育てる。団員同士が大きく成長し、今回の交流が掛け替えのない思い出になることを願うとともに、両町が若い力で一層発展することを祈念する」とあいさつした。

 両団長の登壇に続き、五ケ瀬中学校3年の吉村愛優さん(14)が「五ケ瀬町には多くの特産物や観光スポットがあり、人が優しい。短い間ですが、たくさんの思い出をつくりましょう」と歓迎。新得町屈足中学校3年の真島ゆなさん(14)が「五ケ瀬町は新得町と似ていて親近感がある。皆さんと仲良くなれるように頑張ります」と応えた。

 その後、全団員が滞在中に学びたいことや楽しみなことを一人ずつ発表。式後には交流会もあり、初日の宿泊先である三ケ所地区のふれあいの里でバーベキューを楽しみながら親睦を深めた。

 新得町の使節団は、翌1日には夏休み中の登校日に合わせて五ケ瀬町内の小中学校を数人ずつに分かれて訪問。各学校でレクリエーションや伝統芸能体験などを楽しんだ。夜はホームステイし、2日午前に帰路に就いた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/