本紙掲載日:2023-08-08
(2面)

夏休み楽しくキッズえんぱく

集中イベント−多くの家族連れ

 夏休み中の子どもたちにさまざまな体験交流プログラムを提供する「キッズえんぱく」が、延岡市内で開かれている。11日までの期間中、ものづくりを中心とした20プログラムを通して地域の魅力を満喫してもらう。

◆ものづくりなど7プログラム−6日

 キッズえんぱくは、県北地域を博覧会場に見立てて2010年から毎年秋を中心に開いている「えんぱく(延岡のご縁をつなぐ博覧会)」の子ども向け版。大貫町のかわまち交流館では6日に集中イベントを実施した。

 施設内では7プログラムが用意され、開始時間から家族連れが続々と来場。大広間では5プログラムがあり、「ディンプルアート〜ステンドグラス調のガラスアート」ブースでは、車のフロントガラスの廃材から生まれたエコな絵の具を使い、あらかじめガラス板に描かれた下絵を思い思いに色づけして、キラキラと光に輝く作品に仕上げた。

 「シャカシャカおなまえキーホルダー」は、何種類ものかわいらしいパーツの中から好みの組み合わせを小さな透明袋に入れて〃お化けハンマー〃でたたくと、消しゴム大のオリジナルキーホルダーが完成。「キラキラジェルボトル」は小瓶に入れた好みのアクリルパーツが、ジェルの中をゆっくりと動くアクセサリーを作った。

 また、「ボードゲーム体験会」には世界各国の商品が並び、親子らが係員に手順を教えてもらいながら楽しく挑戦。指導者の手ほどきで本格的な茶道を学ぶ「OMOTEお抹茶体験」も開かれた。

 2階大広間では「わくわく太鼓教室」があり、10組以上の子どもたちが振り付きのたたき方を繰り返し練習して、合同演奏に挑戦。「マリンクラフト体験」は貝殻やサンゴ、ビーチグラスなどで装飾し、オリジナルの写真立てを製作した。

 母親と市内から参加した迫咲良さん(伊形小学校2年)はステンドグラス調のガラスアート作りを体験して「色をつけるのが楽しかった」と話し、「夏休みは、ばあばのおうちに泊まりたい。ヘルストピア(延岡)のプールに泳ぎにも行きたい」と楽しみにしていた。

◇11日はエンクロスでも

 キッズえんぱくは最終日の11日午前10時から、延岡市駅前複合施設エンクロスでも11プログラムを集中開催。大貫町のFMのべおか(夕刊デイリー新聞社2階)では同日まで、ラジオの生放送に臨む「目指せ!キッズDJ!」も開かれる。

 いずれも事前予約制。詳しくは、えんぱくホームページ内のキッズえんぱく欄に掲載。問い合わせは延岡商工会議所内のえんぱく実行委員会事務局総合インフォメーション(箟箍20・0008、平日午前10時〜午後5時)。

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