本紙掲載日:2023-08-08
(2面)

割り箸や菜箸に感謝

今山恵比須神社で行われた箸供養

飲食業組合など4年ぶりに箸供養

 県飲食業生活衛生同業組合延岡支部(眦捗店支部長)などによる「箸供養」が6日、延岡市高千穂通の今山恵比須神社で行われ、関係者が箸に感謝をささげた。

 8月4日が「橋の日」と同時に「箸の日」でもあることから毎年、県ホテル旅館生活衛生同業組合延岡支部(山田圭吾支部長)、延岡飲食店協力会(平林義光会長)と合同で開いている。

 1987年から続けられてきたが、昨年までの3年間は新型コロナウイルス感染拡大のために中止。4年ぶりの今回も感染対策として、各理事ら幹部のみで縮小開催とした。

 この日はそれぞれ、使い終わった割り箸や折れた菜箸などを持参。伊藤俊郁宮司が祝詞を奏上し、各団体の代表者が玉串をささげた。例年は神事で箸を焼納するが、悪天候のため神職が預かり改めて行うこととした。

 眦鳥拮長は久しぶりに関係団体が集まり合同で箸供養を開けたことを喜びつつ、「再び新型コロナの感染者が増えてきている。われわれも対策を徹底しながら、早く落ち着いてくれるよう願っている」と話していた。

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