本紙掲載日:2023-08-08
(8面)

「認知症と食」「恐竜展」

九州保健福祉大学付属図書館と連携した「認知症と食」
夏休み企画の「恐竜展」

延岡市立図書館で2企画展

 延岡市立図書館(工藤靖治館長)は8月の企画展示として「認知症と食」を13日まで、「恐竜展」を9月3日まで行っている。

 同館は、九州保健福祉大学付属図書館と連携して、毎年「認知症」についての展示を行っており、今年のテーマは「食」。認知症を解説した一般書や、認知症のリスクを高めるという高血圧を防ぐレシピ本など90冊を展示。近年の研究で認知症への効果が報告されている「地中海料理」に関する本もある。

 また、認知症と食の関係を示したパネルや最新研究をまとめた論文など、大学図書館が所蔵する約30冊の展示もある。該当する本には「この本は館内でご覧ください」と書かれた帯が付いており、貸し出し不可となっている。

 夏休みの企画展である「恐竜展」では、子どもだけでなく大人にも人気が高い恐竜に関する図鑑、解説書など120冊を展示。化石や古生物に焦点を当てたものもあり、中には「ifの地球生命史」(土屋健著、服部雅人イラスト、藤原慎一・椎野勇太監修)という絶滅した古代生物たちがもしも生きていたら、現在、地球のどこでどのように生息しているかを想定した本もある。湯川拓未司書は「今年の夏は、恐竜の世界を図書館で楽しんでください」と来館を呼び掛けている。

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