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危険な8月・食中毒に用心
◆すでに注意報発令−多いアニサキス・家庭でも基本の管理徹底を 8月は「食品衛生月間」。県内にはすでに食中毒注意報が発令されており、県北各地区の食品衛生協会や保健所は街頭キャンペーンなどを通して、基本的な衛生管理の徹底を呼び掛けている。 夏は一年の中で特に食中毒の危険性が高まるため、厚生労働省は8月を同月間に定め、飲食品の取扱業者や関係事業者、一般家庭に広く食中毒防止を啓発している。 昨年中に県内で確認された食中毒は39件で、うち県北は延岡、日向、高千穂保健所管内で計12件が発生し、うち10件はアニサキスが原因と判明。県全体(宮崎市保健所除く)でも9割が同食中毒だった。 アニサキスが寄生した生魚を食べると、幼虫が胃壁や腸壁に刺入し、激しい腹痛や嘔吐(おうと)を発症。主な原因食品は光り物のサバ、アジ、イワシで、昨年発生の患者も釣ってきた魚を自分でさばいたり、店舗で購入した刺し身やすしを食べていたことが分かっており、酢で締めたサバの魚ずしでも発症例があった。 予防策として保健所は−、新鮮な魚を選び速やかに内臓を取り除く▽魚の内臓を生で提供しない▽目視で確認してアニサキス幼虫を除去する▽マイナス20度で24時間以上冷凍▽加熱は70度以上で60度なら1分間−を求めている。 県内では今年も7月10日現在で27件の食中毒が発生していて、うち22件はアニサキスが原因。一方、ノロウイルス食中毒が3件発生した影響で、患者総数は217人とすでに昨年1年間の2倍以上となっている。 県は今後も食中毒が発生しやすい最高気温32度以上の日が続くと予想されることから、7月10日に発令した食中毒注意報(本年第2報)を継続している。 こうした状況を踏まえ食品衛生月間では、全ての食中毒に対する3原則となる−、〆拔櫃覆匹鮨べ物に「つけない」=調理を始める前などには手を洗う⊃べ物に付着した細菌を「増やさない」=食べ物は低温で保存する食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」=肉や魚などは加熱して食べる−の徹底を重点的に啓発していく。 ◆延岡地区食品衛生協が巡回キャンペーン 延岡地区食品衛生協会(眦捗店会長)は食品衛生月間に合わせた食中毒予防啓発キャンペーンを展開。2日には延岡市役所と市内のスーパー5店でチラシや食品ラップを配布して適正な衛生管理を呼び掛けた。 同協会は北川、北方、北浦の3町でも主要店舗などを巡回広報。今年度は鶏肉を原因食品とするカンピロバクター食中毒の防止を柱に、会員たちが「しっかりと加熱処理して食べてください」などと訴えた。 同協会では希望する保育園や幼稚園をはじめ、学校、施設、営業所などに「手洗いマイスター」の会員を派遣し、保健所と合同での衛生講習会(手洗い教室)も開いており、活用を呼び掛けている。
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危険な8月・食中毒に用心
◆すでに注意報発令−多いアニサキス・家庭でも基本の管理徹底を
8月は「食品衛生月間」。県内にはすでに食中毒注意報が発令されており、県北各地区の食品衛生協会や保健所は街頭キャンペーンなどを通して、基本的な衛生管理の徹底を呼び掛けている。
夏は一年の中で特に食中毒の危険性が高まるため、厚生労働省は8月を同月間に定め、飲食品の取扱業者や関係事業者、一般家庭に広く食中毒防止を啓発している。
昨年中に県内で確認された食中毒は39件で、うち県北は延岡、日向、高千穂保健所管内で計12件が発生し、うち10件はアニサキスが原因と判明。県全体(宮崎市保健所除く)でも9割が同食中毒だった。
アニサキスが寄生した生魚を食べると、幼虫が胃壁や腸壁に刺入し、激しい腹痛や嘔吐(おうと)を発症。主な原因食品は光り物のサバ、アジ、イワシで、昨年発生の患者も釣ってきた魚を自分でさばいたり、店舗で購入した刺し身やすしを食べていたことが分かっており、酢で締めたサバの魚ずしでも発症例があった。
予防策として保健所は−、新鮮な魚を選び速やかに内臓を取り除く▽魚の内臓を生で提供しない▽目視で確認してアニサキス幼虫を除去する▽マイナス20度で24時間以上冷凍▽加熱は70度以上で60度なら1分間−を求めている。
県内では今年も7月10日現在で27件の食中毒が発生していて、うち22件はアニサキスが原因。一方、ノロウイルス食中毒が3件発生した影響で、患者総数は217人とすでに昨年1年間の2倍以上となっている。
県は今後も食中毒が発生しやすい最高気温32度以上の日が続くと予想されることから、7月10日に発令した食中毒注意報(本年第2報)を継続している。
こうした状況を踏まえ食品衛生月間では、全ての食中毒に対する3原則となる−、〆拔櫃覆匹鮨べ物に「つけない」=調理を始める前などには手を洗う⊃べ物に付着した細菌を「増やさない」=食べ物は低温で保存する食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」=肉や魚などは加熱して食べる−の徹底を重点的に啓発していく。
◆延岡地区食品衛生協が巡回キャンペーン
延岡地区食品衛生協会(眦捗店会長)は食品衛生月間に合わせた食中毒予防啓発キャンペーンを展開。2日には延岡市役所と市内のスーパー5店でチラシや食品ラップを配布して適正な衛生管理を呼び掛けた。
同協会は北川、北方、北浦の3町でも主要店舗などを巡回広報。今年度は鶏肉を原因食品とするカンピロバクター食中毒の防止を柱に、会員たちが「しっかりと加熱処理して食べてください」などと訴えた。
同協会では希望する保育園や幼稚園をはじめ、学校、施設、営業所などに「手洗いマイスター」の会員を派遣し、保健所と合同での衛生講習会(手洗い教室)も開いており、活用を呼び掛けている。