延岡市サッカーＵ１２・１８日から、仙台市へ

延岡市選抜の小学生−地域間交流でベガルタが招待

　サッカーＪ２ベガルタ仙台のキャンプを縁に、仙台市に派遣される「Ｕ―１２延岡市選抜チーム」の小学生らが７日、市役所を訪問。読谷山洋司市長は「他の街では聞いたことがない取り組み。貴重な機会を生かし大きく成長を」と激励した。

　両市の地域間交流事業。ベガルタの運営会社や支援団体による招待事業で、２００４年にスタートした。２０、２１年はコロナ禍の影響で中止、昨年から再開し今回で１８回目となる。

　今回は市サッカー協会所属チームの６年生１５人を選抜。指導者３人とともに、１８〜２０日に仙台市へ。ユアテックスタジアム仙台でＪ２・仙台―大宮を観戦。その前座試合として仙台市選抜チームと対戦するなど、現地の子どもたちとサッカーを通して交流する。

　また、市内観光や震災遺構の見学なども。選手たちは「憧れの選手のプレーを学びたい」、「震災や仙台のことを学び、みんなに伝えたい」などと抱負を語った。

　主将を務める田丸さんは「仙台でサッカーができることに感謝し、力を合わせ悔いの無い試合をして、最高の思い出にしたい」と話していた。