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矢野、金丸、荒内さん
宮崎地方法務局延岡支部が管轄する県北地域で、長年にわたって人権擁護委員を務めた矢野純雄さん(73)=延岡市北川町川内名=、金丸秀裕さん(73)=日向市美々津町=、荒内謙二さん(66)=高千穂町上野=に対する法務大臣からの感謝状がこのほど、各市役所と町役場を通じて贈られた。 ◆子どもたちに人権の大切さ−延岡市の矢野さん 矢野さんは2014年4月に委嘱を受け、今年6月末まで9年余りの長きにわたり、相談業務や啓発活動を通じて、地域住民への人権思想の普及高揚に貢献。特に人権教室や人権の花運動など、子どもへの人権教育に多く携わった。 元郵便局員で、現在は移動図書館「せせらぎ号」の運転手・係員を務めつつ、旧下赤小中学校の除草ボランティアを続けるなど、地域の人たちにとって信頼が厚く、親しみある存在として活躍している。 伝達式では、県人権擁護委員連合会からの感謝状も併せて贈られ、矢野さんは「コロナ禍で活動制限が長く続き、正直、感謝状を頂くような活動はできていない」と謙遜しつつ、「未来を担う子どもたちへの人権活動は大事にしていかなければ」と思いを語った。 ◆小中学校での人権教室に注力−日向市の金丸さん 金丸さんは元小学校教諭。日向市の寺迫小学校校長を最後に定年退職後、2011年7月から今年6月まで4期12年間、地域の人権思想の普及に取り組んだ。また、延岡人権擁護委員協議会会長、県人権擁護委員連合会副会長を務めるなど積極的に活動をけん引した。 特に、小中学校における人権教室に力を注ぎ「人権は幸せに暮らすために欠かせないもの」と、その大切さを子どもたちに伝えた。「他の委員の皆さんにも声を掛けながら、明かりをポツポツともすように少しずつ回数を重ねていった」という。 「微々たるものだが、人権の大切さについて子どもたちに直接語り掛けることができたこと、素晴らしい人格を持った委員の皆さんと出会えたことに感謝している」と話した。 ◆個性認め合う社会を願って−高千穂町の荒内さん 荒内さんは、長年勤めた農業協同組合を定年退職後、職場の先輩に推薦され、2017年1月に委嘱を受けた。 生まれ育った高千穂町で、差別や偏見などに関する標語から人権意識を育む「人権かるた」を企画。コロナ禍前まで、町立岩戸小学校で実践した。 20年度には延岡人権擁護委員協議会の副会長を務め、委員の活動を積極的にけん引。退任まで約6年間、誠実に職務を遂行し、相談や啓発活動を通じて地域住民への人権思想の普及、高揚に大きく貢献した。 感謝状を受けた荒内さんは「人権問題の解決には、私たち一人一人が『誰かの問題』ではなく『自分の問題』と捉えることが重要。誰もが個性や違いを認め合い、尊重できる社会になるよう願っている」と話した。
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矢野、金丸、荒内さん
宮崎地方法務局延岡支部が管轄する県北地域で、長年にわたって人権擁護委員を務めた矢野純雄さん(73)=延岡市北川町川内名=、金丸秀裕さん(73)=日向市美々津町=、荒内謙二さん(66)=高千穂町上野=に対する法務大臣からの感謝状がこのほど、各市役所と町役場を通じて贈られた。
◆子どもたちに人権の大切さ−延岡市の矢野さん
矢野さんは2014年4月に委嘱を受け、今年6月末まで9年余りの長きにわたり、相談業務や啓発活動を通じて、地域住民への人権思想の普及高揚に貢献。特に人権教室や人権の花運動など、子どもへの人権教育に多く携わった。
元郵便局員で、現在は移動図書館「せせらぎ号」の運転手・係員を務めつつ、旧下赤小中学校の除草ボランティアを続けるなど、地域の人たちにとって信頼が厚く、親しみある存在として活躍している。
伝達式では、県人権擁護委員連合会からの感謝状も併せて贈られ、矢野さんは「コロナ禍で活動制限が長く続き、正直、感謝状を頂くような活動はできていない」と謙遜しつつ、「未来を担う子どもたちへの人権活動は大事にしていかなければ」と思いを語った。
◆小中学校での人権教室に注力−日向市の金丸さん
金丸さんは元小学校教諭。日向市の寺迫小学校校長を最後に定年退職後、2011年7月から今年6月まで4期12年間、地域の人権思想の普及に取り組んだ。また、延岡人権擁護委員協議会会長、県人権擁護委員連合会副会長を務めるなど積極的に活動をけん引した。
特に、小中学校における人権教室に力を注ぎ「人権は幸せに暮らすために欠かせないもの」と、その大切さを子どもたちに伝えた。「他の委員の皆さんにも声を掛けながら、明かりをポツポツともすように少しずつ回数を重ねていった」という。
「微々たるものだが、人権の大切さについて子どもたちに直接語り掛けることができたこと、素晴らしい人格を持った委員の皆さんと出会えたことに感謝している」と話した。
◆個性認め合う社会を願って−高千穂町の荒内さん
荒内さんは、長年勤めた農業協同組合を定年退職後、職場の先輩に推薦され、2017年1月に委嘱を受けた。
生まれ育った高千穂町で、差別や偏見などに関する標語から人権意識を育む「人権かるた」を企画。コロナ禍前まで、町立岩戸小学校で実践した。
20年度には延岡人権擁護委員協議会の副会長を務め、委員の活動を積極的にけん引。退任まで約6年間、誠実に職務を遂行し、相談や啓発活動を通じて地域住民への人権思想の普及、高揚に大きく貢献した。
感謝状を受けた荒内さんは「人権問題の解決には、私たち一人一人が『誰かの問題』ではなく『自分の問題』と捉えることが重要。誰もが個性や違いを認め合い、尊重できる社会になるよう願っている」と話した。