本紙掲載日:2023-08-11
(3面)

東武トップツアーズと協定−延岡市

協定書を手にする東武トップツアーズの百木田社長と読谷山市長

まちづくり・資源や人材を有効活用

 延岡市は7日、総合旅行会社の東武トップツアーズ(本社・東京、百木田康二社長)と抱括連携協定を結んだ。双方の資源や人材を有効に活用した協働によるまちづくりを推進することで新たな地方創生を実現し、地域活性化と市民サービスの向上を目指す。

 協定では−、/靴燭粉儻素材の発掘・開発⇔鮖法κ顕住餮擦魍萢僂靴浸坡阿らの誘客促進G昔喊綮妻などの販路拡大に向けた情報発信等ぐ椽残蟒察Υ愀舷邑の増加に資する取り組み−などに連携して取り組むことを申し合わせた。

 このうち「ぁ廚砲蓮関係人口の増加に向けNFT(偽造不可能な電子データ)活用を含めた取り組みへの助言や、市外企業へのワーケーション(バケーション感覚での遠隔勤務)推進の情報発信などを盛り込んでいる。

 同社は地方創生に取り組む全国の自治体を企業版ふるさと納税で応援しており、延岡市へは今年2月まで2年度連続で300万円を寄付。その中で、双方の目的に合致するとして、全国で12自治体目、九州では大分県佐伯市に続いて協定締結を申し入れたという。

 市役所での締結式に臨んだ百木田社長は、延岡には自然や食という強みをはじめ観光面の伸び代が大きいと評価。「交流人口を含めた関係人口を増やしていくため、しっかりとタッグを組んで延岡市を発展させていきたい。きょうはそのスタートであり、実のある結果をつくっていきたい」と語った。

 読谷山洋司市長は旭化成をはじめとする「科学技術のまち」として〃学び〃をテーマにした新たな観光づくり、鳥獣害対策やロボット稲作を組み合わせた「のべおか里山塾」などでの交流人口拡大に取り組んでいることを報告。東武トップツアーズの企業精神から学ぶべき点も多いとして、「長年培われたノウハウによりさまざまな方に来ていただけるよう、ともに頑張らせていただきたい」と力を込めた。

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