本紙掲載日:2023-08-12
(7面)

自由な発想、ひらめきで

色付けしたけい藻土でキャンバスに絵を描く子どもたち
制作した絵を手にする子どもたち。左は講師のあさだまりえさん

けい藻土使った絵の制作に挑戦・日向

 「もりもりアート教室」が2日、日向市日知屋の日向ひとものづくりセンターで行われ、同市や門川町の小中学生約20人が、けい藻土を使った絵の制作に挑戦した。

 建築素材などとして用いられるけい藻土だが、同教室ではペンキで色付けし、絵の具として使用。参加した子どもたちは、キャンバスに油彩画を描くようにペインティングナイフなどを使って色を立体的に塗り重ねたり、フォークで筋をつけたりしたほか、ビーズなどできらびやかに表現するなど思い思いに描いていた。

 参加した門川中学校2年の金丸凛さん(13)=門川町平城東=は「色を盛ったり混ぜたりするのが楽しい。手軽にできそうなので、またやってみたい」と話した。

 講師を務めた同市のけい藻土アーティストあさだまりえさん(39)は「子どもは自由で、発想やひらめきがある。夏休みの楽しい思い出になれば」と話していた。

 同教室は、「夏のひとものづくり体験教室」(日向地区中小企業支援機構主催)の一つ。体験教室は10日まで、同センターでさまざまな講座が行われた。

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