本紙掲載日:2023-08-14
(2面)

プログラミング基礎学ぶ

生徒は2人から手ほどきを受けながらプログラミングを学んだ

情報オリンピック−メダリスト招き講座

 効率よく答えを導き出すプログラミングを作って競う「情報オリンピック」の入門講座が1日、延岡市の県立延岡高校であり、市内の中高生17人が参加、プログラミングの基礎を学んだ。

 講師は、宮崎市出身で宮崎西高校時代に情報オリンピック2019世界大会の銀メダリストとなった戸盒さん(21)=京都大学4回生=。アシスタントは同じく宮崎市出身で、同年の日本大会本選出場者の早川睦海さん(21)=同=が務めた。

 戸發気鵑蓮⊂霾鵐リンピック日本委員会(筧捷彦理事長)が監修した公式テキストに沿いながら、プログラミング言語「Python(パイソン)」を使って、コンピューターに命令を出す文字列の意味を一つずつ説明した。

 その後、参加者はさまざまな問題に挑戦し、問題文の解答を正確に導き出すように入力したソースコードを、自動で正誤判定するサイトに提出。正解すると次の問題に取り掛かり、間違った問題はテキストを見返して正解するまで何度も挑戦していた。複雑な文字列で行き詰まる参加者は戸發気鵑帆畧遒気鵑アシストし、一つ一つ問題を解いてプログラミングの理解を深めていた。

 以前からインターネットに興味があったという北川中学校2年生の淵上敬太さん(14)は「頭で計算方法を理解していても、それをプログラミングにはめ込むのが難しい。自宅でもパソコンを使って勉強したい」と話していた。

 2人は後日、宮崎市の大宮高校と母校の宮崎西高校でも同様の講座を行った。

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