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4年ぶり、日向市美々津町の別府地区
初盆を迎えた精霊や遺族の心を慰める日向市美々津町別府(びゅう)地区の供養盆踊りは14日夕、同地区であった。江戸時代から伝わる伝統行事で、新型コロナの影響で4年ぶりに実施された。 本来は家々を回って軒先などで踊るが、今年は希望する家が8軒と多く、猛暑で踊り手らの体調が心配されたため、別府公民館を会場とし、故人の遺影とともに1軒ずつ足を運んでもらった。 中学生から70歳代までの地区住民15人が披露。太鼓の拍子と音頭取りの口説きに合わせ、白装束に編みがさをかぶり、鼻や口を手拭いで覆う独特のいでたちで「エイサーテエイサーテ」「あら、ちょいとまわれあら、ちょいとまわれ」と厳かに、時に小気味よく踊った。遺族たちは遺影に語り掛けたり、涙ぐんだりして、故人に思いをはせていた。 同地区の供養盆踊りは、耳川河口の港から千石船で関西へ木炭などを運んだ地元商人によって持ち込まれたとされる。戦中戦後も毎年欠かさず行われてきたといい、現在は市無形民俗文化財に指定されている。 南善信区長(77)は「3年間実施できず、このまま途絶えてしまうのではないかと危惧していた。担い手は減っているが、何としても守っていきたい」と話した。
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4年ぶり、日向市美々津町の別府地区
初盆を迎えた精霊や遺族の心を慰める日向市美々津町別府(びゅう)地区の供養盆踊りは14日夕、同地区であった。江戸時代から伝わる伝統行事で、新型コロナの影響で4年ぶりに実施された。
本来は家々を回って軒先などで踊るが、今年は希望する家が8軒と多く、猛暑で踊り手らの体調が心配されたため、別府公民館を会場とし、故人の遺影とともに1軒ずつ足を運んでもらった。
中学生から70歳代までの地区住民15人が披露。太鼓の拍子と音頭取りの口説きに合わせ、白装束に編みがさをかぶり、鼻や口を手拭いで覆う独特のいでたちで「エイサーテエイサーテ」「あら、ちょいとまわれあら、ちょいとまわれ」と厳かに、時に小気味よく踊った。遺族たちは遺影に語り掛けたり、涙ぐんだりして、故人に思いをはせていた。
同地区の供養盆踊りは、耳川河口の港から千石船で関西へ木炭などを運んだ地元商人によって持ち込まれたとされる。戦中戦後も毎年欠かさず行われてきたといい、現在は市無形民俗文化財に指定されている。
南善信区長(77)は「3年間実施できず、このまま途絶えてしまうのではないかと危惧していた。担い手は減っているが、何としても守っていきたい」と話した。