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土々呂町の盆納め行事
◆海に浮かぶ灯籠−故人の霊を慰める 延岡市土々呂町の盆納め行事「土々呂流れ灌頂(かんじょう)」が16日夜、土々呂漁港であった。地区内外から訪れた多くの人でにぎわい、先祖と初盆の霊を慰める灯籠が次々と海に浮かんだ。主催は土々呂慰霊講(吉永清会長)。 土々呂流れ灌頂は大正時代、極楽寺(土々呂町)の11世・柳田秀明住職がまちおこしとして発案。当時の総区長や地域住民、寺世話人の協力で慰霊講を組織以降、毎年8月16日夜に開催している。宗教宗派を問わず、市民が参加するお祭りで105年目を迎えた。 会場では法要が行われ、極楽寺の柳田泰宏住職や延岡市仏教会(野中玄雄住職)の僧侶らが読経を唱える中、初盆家を中心に100人以上が参列。祈りをささげた。 特設した桟橋には、大切な家族や先祖を供養しようと、名前を書いた灯籠を手にした家族らが、慰霊講や地元消防団の人らの手を借りてゆっくりと海に浮かべていた。灯籠は柔らかな光で海を照らしながらゆらゆらと進み、手を合わせて祈ったり、スマートフォンで行方を追ったりしながら、見守っていた。 友人と来場した同市旭ケ丘の70代女性は、1歳だった三男を亡くした40年ほど前から毎年訪れているといい、「幻想的な光に、気持ちが落ち着く。風情があっていいですね」と話し、「息子たちに送ろうと思います」と海に浮かぶ灯籠の数々を写真に収めていた。 会場では龍潮太鼓による太鼓演奏、盆踊り大会、抽選会などもあった。吉永会長(88)は「亡くなった人たちを思いながら、105回続いてきた。慰霊講の高齢化も進んでいるが、土々呂の名物行事として、今後も継続していきたい」と話した。
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土々呂町の盆納め行事
◆海に浮かぶ灯籠−故人の霊を慰める
延岡市土々呂町の盆納め行事「土々呂流れ灌頂(かんじょう)」が16日夜、土々呂漁港であった。地区内外から訪れた多くの人でにぎわい、先祖と初盆の霊を慰める灯籠が次々と海に浮かんだ。主催は土々呂慰霊講(吉永清会長)。
土々呂流れ灌頂は大正時代、極楽寺(土々呂町)の11世・柳田秀明住職がまちおこしとして発案。当時の総区長や地域住民、寺世話人の協力で慰霊講を組織以降、毎年8月16日夜に開催している。宗教宗派を問わず、市民が参加するお祭りで105年目を迎えた。
会場では法要が行われ、極楽寺の柳田泰宏住職や延岡市仏教会(野中玄雄住職)の僧侶らが読経を唱える中、初盆家を中心に100人以上が参列。祈りをささげた。
特設した桟橋には、大切な家族や先祖を供養しようと、名前を書いた灯籠を手にした家族らが、慰霊講や地元消防団の人らの手を借りてゆっくりと海に浮かべていた。灯籠は柔らかな光で海を照らしながらゆらゆらと進み、手を合わせて祈ったり、スマートフォンで行方を追ったりしながら、見守っていた。
友人と来場した同市旭ケ丘の70代女性は、1歳だった三男を亡くした40年ほど前から毎年訪れているといい、「幻想的な光に、気持ちが落ち着く。風情があっていいですね」と話し、「息子たちに送ろうと思います」と海に浮かぶ灯籠の数々を写真に収めていた。
会場では龍潮太鼓による太鼓演奏、盆踊り大会、抽選会などもあった。吉永会長(88)は「亡くなった人たちを思いながら、105回続いてきた。慰霊講の高齢化も進んでいるが、土々呂の名物行事として、今後も継続していきたい」と話した。