税やお金、楽しく学ぶ

県北法人会延岡支部青年部−小学生１８人に租税教室

　宮崎県北法人会（有村誠会長）の延岡支部青年部（井手純平会長）は６日、延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家で、小学生を対象にした「租税教室ｉｎむかばき」を開いた。市内の小学４〜６年生１８人が参加、税やお金について楽しみながら学んだ。

　「大自然で遊んで学ぶ」がテーマ。自由研究にも役立ててもらおうと、夏休みに毎年実施している。

　教室では、延岡税務署の協力で１億円と１００万円の札束（レプリカ）を手触りで確認。６００億円の予算で、まちづくりに挑戦するワークショップなどに取り組んだ。

　「お年寄りに優しい街」と題し、街をつくった延岡小４年の森川遥斗さんは最後に避難施設を配してぴったり６００億円。「体の弱いお年寄りが過ごしやすい街にするため、病院や施設をつくった。お年寄りを大事にする街になれば」と話していた。