本紙掲載日:2023-08-19
(8面)

地域の夏まつり、10年ぶり復活開催

10年ぶりに開かれ、多くの来場者でにぎわった岡富北地区社会福祉協議会の「納涼ふれあい夏まつり」

岡富北地区社協「来年も再来年も」

 延岡市岡富北地区社会福祉協議会(那須義繁会長)主催の「納涼ふれあい夏まつり」はこのほど、同市桜園町の旭化成桜園駐車場であった。10年ぶりの復活開催となり、多くの家族連れでにぎわった。旭校区青少年連絡育成協議会、岡富北地区区長会との共催。


 那須会長によると、同町をはじめ、岡富北地区の中川原町、萩町、山下町、山月町、中の瀬町の各区長、市消防団第14部、旭小、旭中など幅広い関係者が連携。周辺を含む会場の使用についても旭化成や市から快く許可をもらえたという。

 夏祭りは単独で開いていた自治区もあったが、近年は少子化や新型コロナウイルスの感染拡大も影響して、単独実施は困難になっていたという。このため、地区社協主催で2013年に開いた地域合同の夏まつりを復活させることとした。

 会場では消防団員が交通誘導に当たり、青少協の保護者らがテント屋台を並べて子どもたちに菓子やキャラクターのうちわをプレゼント。景品が当たるくじ引きやヨーヨー釣りなどもあり、親子が行列を作って楽しんだ。

 また、太鼓台では腕自慢の小学生や青年らが威勢のよいばちさばきを披露し、来場者がばんば踊りで交流。缶ビールの販売もあり、保護者や地区の役員、教員らがむつまじくくつろぐ光景も見られた。

 那須会長は「社協では日頃から健康づくり教室をはじめさまざまな行事に取り組んでいるが、皆さんのご協力でこうした触れ合いのイベントを久しぶりに開くことができた。来年も再来年も続けていきたい」と話し、来場者と笑顔で交流していた。

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