本紙掲載日:2023-08-22
(3面)

ゲーム感覚、親子で運動

FC延岡AGATAの選手と交流しながら体を動かした子どもたち

FC延岡AGATA選手と一緒に−エンクロス

 FC延岡AGATAの選手と体を動かしながら、親子で健康について考えるイベントが20日、延岡市駅前複合施設エンクロスであった。未就学児−小学生約40人が参加。選手と触れ合いながら、ゲーム感覚で体を動かす楽しさを体感した。

 社会課題の解決につながるイベントづくりにも取り組んでいるエンクロスが、健康寿命に着目。健康について自分のこととして考えてもらう機会にしようと、同チームの協力を得て企画した。

 イベントでは、チームの藤田剛央トレーナー(38)が講師を務め、二つの時間帯に計12選手が参加。リングを使ってリズムに合わせて跳んだり、リングの色によって決められた動作をしたりと楽しみながら運動し、子どもたちからも、そばで見守った保護者からも何度も笑いが起こった。

 参加した選手は見本を見せながらも子どもたちに交じって運動。実際に触れ合う運動もあり、普段はピッチで輝く選手と一緒に汗を流す、ぜいたくな時間を過ごした。

 MFの池元馨選手(25)は「試合に来てくれる子どもたちは多いが、グラウンド以外のイベントで『あの時のサッカー選手だ』と覚えてくれている子もいてうれしかった。普段は応援してもらっている側だが、選手たちはそれぞれの地域から延岡を盛り上げようと覚悟を持ってきている。今後もグラウンド以外の場でもこのように活動できれば」と話していた。

 イベントが親子で体を動かしたり、健康について考えたりするきっかけになることが狙い。エンクロスは今後も同様のイベントを予定している。

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