本紙掲載日:2023-08-22
(2面)

盆踊り・太鼓の音色に広がる輪

子どもから大人まで一緒になって踊った新ばんば踊り
力強い太鼓の音を会場に響かせた来場者

西階地区サマーナイト

◆4年ぶり開催、多くの家族連れ

 第34回西階地区ふれあいサマーナイト盆踊り大会が17日、4年ぶりに延岡市の西階野球場正面玄関駐車場で開かれ、会場は地区内外から訪れた大勢の人でにぎわった。主催は同実行委員会(山田健弘実行委員長)。

 年代を超えた地域との交流を目的に1985年から毎年この時期に実施。しかし、2020〜22年は新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。

 開会式前から浴衣や甚平姿の家族連れが続々と来場。今年はこれまでの最大店舗数となる23店舗が出店し、飲食の店の前には長蛇の列ができた。

 開会式では山田実行委員長(51)が、今年は台風接近で1度延期になったことに触れ、「きょうもあまり天気が良くなかったが、皆さんの気持ちが通じて開催できることになった」とあいさつ。

 式後は、新ばんば踊りの音楽がエンドレスで流れ続け、来場者はやぐらを中心に踊りの輪を広げていった。太鼓の打ち手は、軽快なステップとばちさばきを交代で披露し、力強い太鼓の音を会場に響かせた。踊りと太鼓で会場を楽しませた人や目立った人の表彰もあった。

 また、会場では抽選会に参加できるうちわを1枚150円で販売。自転車やメロンなどの景品が当たるため、大勢の人がうちわを買い求めた。

 山田実行委員長は「4年ぶりと延期というのもあって人が来るか不安だったが、大勢の人が来てくれた。今年の開催はいろいろな人とのつながりがあったからこそできた」と話し、来場者や同実行委員会、店舗スタッフらに感謝していた。

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