アーク溶接−堀井さん連覇

日向地区大会、半自動は松岡さん

◆上位者、１１月の県大会へ

　県溶接技術競技会日向地区大会の表彰式が２２日、日向市役所で行われた。アーク溶接の部で堀井貴博さん（ホリイ）が連覇。半自動溶接の部は松岡篤武さん（同）が優勝した。上位入賞者は１１月７日に行われる県大会に出場する。

　日向地区大会は７月に同市日知屋の日向ひとものづくりセンターであり、アーク溶接と半自動溶接の２部門に管内６社から３３人が出場した。

　４５分の所定時間で、薄板（厚さ４・５ミリ）と中板（同９・０ミリ）の鉄板を各２枚溶接。後日、仕上がり品が県工業技術センター（宮崎市佐土原町）に送られ、溶接部分の幅や形がそろっているか、凹凸がないかなどが審査された。

　表彰式には各部の入賞者が出席。十屋幸平市長や日向商議所の三輪純司会頭らが受賞者に賞状を手渡した。

　十屋市長は仕事と訓練の両立に敬意を表し、「より一層、技術を磨き、県大会で日向地区のレベルの高さを示してきてほしい」と激励。堀井さんは「残業後の練習になるが、どれだけやり込めるかは自分次第。今年こそ県大会で優勝したい。団体も狙いたい」と話した。

　結果は本紙へ。