本紙掲載日:2023-08-28
(2面)

お金・物の大切さ実感−子どもフリーマーケット

10団体が出店−来場者、買い物楽しむ

 「第12回子ども会夏まつり『子どもフリーマーケット』」は20日、延岡市大貫町の延岡市民体育館であり、市内小学生がフリーマーケットを通してお金や物の大切さ、商売の魅力を体感した。主催は同市子ども会育成連絡協議会(子連、盒況二会長)。





◆市民体育館、最後の催し

 この日は市内の子ども会など10団体が出店。思い思いに飾り付けした〃店舗〃に、各地区の住民から提供してもらった古着や縫いぐるみ、おもちゃ、フィギュア、本、食器、アクセサリーなど多彩な商品を陳列し、客を出迎えた。

 参加した児童は店番を交代しながら、一般来場の子どもたちと並んで買い物を満喫。お目当ての品を両手に抱えて喜ぶ姿が多く見られた。

 帽子やバッグ、人形などの販売とともにヨーヨー釣りコーナーを設置した「つねとみ子ども会」の兼森千弦さん(西小学校6年)は「地元のお祭りで余ったヨーヨーを分けてもらうなど工夫しながらお店を出すことができた」とにっこり。じっくりと店巡りをしながら商品を吟味していた福島大翔さん(南方小学校4年)は「大好きなキャラクターのグッズを買うことができた」と成果に大満足といった様子だった。

 会場ではこのほか、段ボール巨大迷路やバルーンアート、フリースローを楽しめる恒例の「遊びの広場」も設置され、来場した親子が各アトラクションを楽しんでいた。

 今年で12回目を迎える子どもフリーマーケットの舞台でもあった延岡市民体育館は、県体育館への建て替えに伴ってこの日をもって閉館に。盒恐馗垢蓮孱苅看にわたって市民に親しまれてきた場所。子どもフリーマーケットがその最後の催しとなったのは光栄なこと」と感謝を示した。

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