本紙掲載日:2023-08-31
(3面)

談話室−門川の魅力がいっぱい。ぜひ見てほしい

映画ヒムカイザーに出演した佐久間さん

 「アクションシーンはもちろん、仲間の絆が描かれているのでストーリー性も見てほしいです」と話すのは、門川町を舞台にした特撮ヒーロー映画「天尊降臨ヒムカイザーTHEMOVIE」に出演した延岡市立岡富中学校2年生の佐久間唯立(いりゅう)さん(14)=写真=。

 同映画は、宮崎の子どもたちにエンタメの楽しさを知ってもらおうと「こどもの夢応援プロジェクト」として制作開始。佐久間さんは将来、特撮映画の制作に携わりたいとオーディションに応募した。演技経験はなかったが、応募総数225人から書類審査やせりふ審査で選び抜かれ、特殊能力を持つ「おずむ衆」の一人、阿久根啓右役として出演。役柄は真面目で、真面目とは何なのかを考え、落ち着いて感情を見せるキャラクターを意識しながら計10日間の撮影に挑んだ。

 撮影現場は町内各地で行われた。特に、門川漁港で大漁旗を掲げた8隻の漁船に乗ってヒーローを助けるシーンは迫力があり、自身の見どころでもある。また、今まで画面を通して見てきた映像とは異なり、実際は効果音もせりふもなかったアクションシーン。しかし、撮影現場は自身の大きな学びとなり「さらに特撮が好きになった」という。

 「門川の魅力が多く詰まっている映画なので、そこにも注目してほしいです。ぜひ映画をご覧ください」と呼び掛けている。「天尊降臨ヒムカイザーTHEMOVIE」は今月18日に宮崎市のセントラルシネマ宮崎とワンダーアティックシネマで公開。9月には延岡市北町の延岡シネマでも上映が予定されている。

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