本紙掲載日:2023-09-01
(6面)

小中学生、交流深める

素早く札を取る第47回牧水かるた大会の参加者

日向で牧水かるた大会

 第47回牧水かるた大会は8月24日、日向市文化交流センターで市内の小中学生約180人が参加して行われ、児童生徒がかるたを通して交流した。

 郷土の歌人若山牧水の短歌に親しむことで児童生徒の読む力、聞く力を養い、郷土愛を育むことなどを目的に毎年度開催。100首を選定し作成された「牧水かるた」を用い、チーム対抗戦と個人戦で取った札の枚数を競った。

 4人一組によるチーム対抗戦には、昨年度を8チーム上回る36チームが参加。詠み手を務めた東郷学園の児童生徒が歌を詠み始めると、参加者は身を乗り出し、真剣なまなざしで下の句の札を探し、素早く取っていった。

 閉会式では小学校の部、中学校の部でいずれもチーム対抗戦の上位3チーム、個人戦の上位5人を表彰。今村卓也教育長は「若山牧水先生と同じ日向に生まれ育ったこと、かるた大会を通して学んだこと、ふるさと日向に対する思いを、これからもずっと大事に持ち続けてほしい」と話した。

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