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感染者数−3週連続でほぼ横ばい
◆入院患者数・前週と変わらず 県の感染症週報第34週(8月21〜27日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり17・02人で、前週比1・1%減と3週続けてほぼ横ばいでした。同30日時点の入院患者数も前週と変わらず169人、重症者の報告数は1人増の2人でした。 ◇延岡・西臼杵「赤圏域」継続−日向・東臼杵は「オレンジ」に 延岡・西臼杵は定点当たりの感染者数が26・22人で21・8%減少しましたが、県が4段階で色分けしている感染状況は県内7医療圏域で唯一、まだ上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)が続いています。 日向・東臼杵は17・7%減の同19・33人で、6週間ぶりに赤圏域から「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)に改善しました。 それ以外の小林・えびの・西諸県(定点当たり18・00人)、都城・北諸県(同17・40人)、宮崎・東諸県(同13・83人)、日南・串間(同13・80人)、西都・児湯(同11・83人)もオレンジ圏域ですが、今度は県南が増加傾向になってきました。 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は、多い順に5歳未満が16%▼5〜9歳が14%▼40代が11%▼10〜14歳が10%▼30代9%▼20代と60代が8%▼50代と70代が7%▼15〜19歳と80代以上が5%です。 県が定点報告数を基にした推計感染者数も、今週は1日当たり729人で前週の738人からほぼ横ばいでした。都道府県別で定点当たり報告数が最も多かったのは岩手県で31・71人、次いで青森県が同31・30人、宮城県が同29・54人など東北を中心に東日本から多く報告され、全国平均も前週の同17・84人から同19・07人に増加しました。 ◇延岡市の独自集計、前週から増も− 日別では減少傾向−急増の兆候なく「ピーク過ぎた」 延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(8月21〜27日)の合計は587人で、前週の569人から18人(3・1%)増加しました。日別では、21日161人▽22日94人▽23日77人▽24日82人▽25日73人▽26日62人▽27日38人となっています。 感染症などが専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、延岡・西臼杵医療圏域はこの3週間ほど、感染者数が減りきらない状態が続いていますが、今後、再び急増する兆候はなく、「ピークは過ぎたとみていい」と話しています。 ただ、夏休みが終わって学校が再開し、各地で花火大会など人が密集しやすいイベントも続いているため、一定規模で感染が広がる場面があるということです。 一方、宮崎市では今回の「第9波」になって出動した救急搬送の件数が、昨年末から年明けにかけての「第8波」を超えたことが報告されました。「5類」移行に伴い正確な感染者数が把握できなくなったわけですが、潜在的にかなりの規模で流行が広がっていたと推測されます。 ◇「EG・5」へ置き換わり進む−「XBB」系統から派生 「第9波」ではオミクロン株由来のXBB系統が主流でしたが、今度はそこから派生した「EG・5」(通称エリス)への置き換わりが急速に進んでいて、WHO(世界保健機関)は「要注意」な変異株に指定しました。 これまでのところ、XBB系統に類似して死亡率に大きな変化は見られていませんが、ほかの株よりも免疫回避性が高く、欧米やアジアで感染者、入院患者が増加しています。すでに日本国内でも感染が広まっており、XBB系統から主流株に置き換わりました。 さらに海外では「BA・2・86」(通称ピロラ)という新たな変異種が警戒されています。まだ、大きな流行は起きていませんが、スパイクタンパクにこれまでにないほどの変異が見られ、抗体ができにくいとされています。 こうした新たな変異株の拡大に伴い、専門家は国内でもこの秋から冬に「第10波」が起きる可能性が高いとみていますが、現在、接種が進められている2価ワクチン、今月開始のXBB系統対応1価ワクチンも一定の感染予防効果と高い重症化予防効果があるため、医師会などは「この時期に抗体価を高めてほしい」と呼び掛けています。 ◇迷ったら電話相談 延岡市では医療機関の受診に関する相談や療養中に体調が急変して対処に迷う場合などは県新型コロナ感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)に連絡するよう呼び掛けています。その他新型コロナ関連の相談は市のなんでも総合相談センター(箟箍20・7105、毎日午前9時〜午後4時)でも受け付けています。
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感染者数−3週連続でほぼ横ばい
◆入院患者数・前週と変わらず
県の感染症週報第34週(8月21〜27日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり17・02人で、前週比1・1%減と3週続けてほぼ横ばいでした。同30日時点の入院患者数も前週と変わらず169人、重症者の報告数は1人増の2人でした。
◇延岡・西臼杵「赤圏域」継続−日向・東臼杵は「オレンジ」に
延岡・西臼杵は定点当たりの感染者数が26・22人で21・8%減少しましたが、県が4段階で色分けしている感染状況は県内7医療圏域で唯一、まだ上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)が続いています。
日向・東臼杵は17・7%減の同19・33人で、6週間ぶりに赤圏域から「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)に改善しました。
それ以外の小林・えびの・西諸県(定点当たり18・00人)、都城・北諸県(同17・40人)、宮崎・東諸県(同13・83人)、日南・串間(同13・80人)、西都・児湯(同11・83人)もオレンジ圏域ですが、今度は県南が増加傾向になってきました。
県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は、多い順に5歳未満が16%▼5〜9歳が14%▼40代が11%▼10〜14歳が10%▼30代9%▼20代と60代が8%▼50代と70代が7%▼15〜19歳と80代以上が5%です。
県が定点報告数を基にした推計感染者数も、今週は1日当たり729人で前週の738人からほぼ横ばいでした。都道府県別で定点当たり報告数が最も多かったのは岩手県で31・71人、次いで青森県が同31・30人、宮城県が同29・54人など東北を中心に東日本から多く報告され、全国平均も前週の同17・84人から同19・07人に増加しました。
◇延岡市の独自集計、前週から増も−
日別では減少傾向−急増の兆候なく「ピーク過ぎた」
延岡市が独自に集計している新型コロナ感染者数の週報によると、先週1週間(8月21〜27日)の合計は587人で、前週の569人から18人(3・1%)増加しました。日別では、21日161人▽22日94人▽23日77人▽24日82人▽25日73人▽26日62人▽27日38人となっています。
感染症などが専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、延岡・西臼杵医療圏域はこの3週間ほど、感染者数が減りきらない状態が続いていますが、今後、再び急増する兆候はなく、「ピークは過ぎたとみていい」と話しています。
ただ、夏休みが終わって学校が再開し、各地で花火大会など人が密集しやすいイベントも続いているため、一定規模で感染が広がる場面があるということです。
一方、宮崎市では今回の「第9波」になって出動した救急搬送の件数が、昨年末から年明けにかけての「第8波」を超えたことが報告されました。「5類」移行に伴い正確な感染者数が把握できなくなったわけですが、潜在的にかなりの規模で流行が広がっていたと推測されます。
◇「EG・5」へ置き換わり進む−「XBB」系統から派生
「第9波」ではオミクロン株由来のXBB系統が主流でしたが、今度はそこから派生した「EG・5」(通称エリス)への置き換わりが急速に進んでいて、WHO(世界保健機関)は「要注意」な変異株に指定しました。
これまでのところ、XBB系統に類似して死亡率に大きな変化は見られていませんが、ほかの株よりも免疫回避性が高く、欧米やアジアで感染者、入院患者が増加しています。すでに日本国内でも感染が広まっており、XBB系統から主流株に置き換わりました。
さらに海外では「BA・2・86」(通称ピロラ)という新たな変異種が警戒されています。まだ、大きな流行は起きていませんが、スパイクタンパクにこれまでにないほどの変異が見られ、抗体ができにくいとされています。
こうした新たな変異株の拡大に伴い、専門家は国内でもこの秋から冬に「第10波」が起きる可能性が高いとみていますが、現在、接種が進められている2価ワクチン、今月開始のXBB系統対応1価ワクチンも一定の感染予防効果と高い重症化予防効果があるため、医師会などは「この時期に抗体価を高めてほしい」と呼び掛けています。
◇迷ったら電話相談
延岡市では医療機関の受診に関する相談や療養中に体調が急変して対処に迷う場合などは県新型コロナ感染症相談窓口(筍娃坑牽機Γ沓検Γ毅僑沓亜■横柑間対応)に連絡するよう呼び掛けています。その他新型コロナ関連の相談は市のなんでも総合相談センター(箟箍20・7105、毎日午前9時〜午後4時)でも受け付けています。