本紙掲載日:2023-09-05
(7面)

笑顔、全力の3日間−延岡星雲高の星雲祭

コミカルな衣装も登場し、盛り上がった2年生の演劇(8月31日、延岡総合文化センター)
体育の部は、団長らによる演舞とエール交換で始まった(2日、延岡星雲高)

 県立延岡星雲高校(宮真司校長、486人)は8月31日から2日まで、「星結〜志繋(つな)がる美しの線〜」をテーマに「星雲祭」を開いた。最初の2日間行われた「文化の部」では演劇や合唱、企画展示など、最終日の「体育の部」ではリレーや応援合戦などを行い、生徒たちは練習の成果を存分に発揮。笑顔の絶えない3日間となった。

 初日の会場は、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センター。プログラムは1、2年生の代表者による弁論大会から始まった。続いて、2年生がクラスごとに練習してきた演劇を上演。割り振られた25分という時間を生かして、熱の入った演技、映像を使うなどの工夫で会場を盛り上げた。3年生は、合唱で最高学年らしい息の合ったハーモニーを響かせた。

 推薦したい本を3分間で紹介し、観客の投票で一番読みたいと思わせた人を決める「ビブリオバトル」では、代表者があらすじや好きなポイントなどを思い思いに発表。スペシャルゲストとして、都甲尚生教頭が「運命の出会いを果たした」という一冊を携えて参戦し、1秒の狂いもなく制限時間ぴったりで発表。生徒たちを驚かせた。

 2日目は延岡市牧町の同校で、1年生や部活動が中心となって展示や物品販売、ミニゲームなどを企画。体育館では、バンド演奏やダンス、ピアノ、歌など多彩なステージがあり、会場を沸かせた。

 3日目の体育の部は、前日の雨でグラウンドがぬかるんでいたため、整備をして、予定を遅らせての実施となった。赤、白、青団に分かれて、それぞれの団長らによる演舞とエール交換でスタート。徒競走、団技、応援合戦と、各団とも最後まで全力を出し切った。

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