本紙掲載日:2023-09-06
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3カ月遅れプール開き−高千穂・上野小中

水中鬼ごっこを楽しむ上野小児童(5日)

 高千穂町立上野小中学校(末原幹大校長、78人)で4日にプール開きがあった。初日は中学生、5日は小学生が待ちに待った水泳の授業を楽しんだ。

 通常は6月中旬だが、この時期は運動会やスポーツテストなど体育系イベントが重なる。また、梅雨のころで寒さを感じる児童生徒もいたことから、今年初めて2学期の教育課程として組み込んだ。例年より約3カ月も遅くなった。

 5日の6限目は小学5、6年生の授業があり、19人が安全上の注意やバディ(2人一組)システム、教諭が吹く笛の合図などを確認。真夏のような暑さの中、水を掛け合いながらの水中じゃんけんや鬼ごっこを楽しみ、クロールで25メートルを泳ぎ切ることにも挑戦した。

 6年生の江藤吏究さんは「けがもなく、みんなで楽しめました。25メートルは去年1回泳げただけだったけど、今年は最初から泳ぎ切れたのでうれしい」と喜んだ。

 水泳の授業は10月6日まで。今年は合計10〜12時間を予定しているという。

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