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大崩山滑落で人命救助
延岡市消防本部(永谷正男消防長)は8月22日、今年4月に大崩山で発生した滑落事故で、救助隊の道案内や活動支援を行い人命救助に貢献した「祝子川温泉美人の湯」(延岡市北川町)管理人の中原史貴さんに、消防長感謝状と記念品を贈った。 同本部などによると、4月28日午後1時ごろ、延岡市北川町「大崩山」ワク塚コース周辺で、県外の70代男性が足を踏み外し、高さ数十メートルの急斜面を滑落。男性に同行していた知人から事故の報告を受けた中原さんは、すぐに119番通報し、駆け付けた救助隊と共に午後2時45分に入山した。 その後、滑落した男性がいる正確な位置を、知人から電話で聞き取りながら隊員たちを先導。目的地までより早くたどり着けるルートや、渓流を安全に渡れるコースを案内し、翌朝4時10分の下山に至るまでの約13時間半、夜通しで救助活動の支援に尽力した。 救助された男性は右肘や右前胸部の骨折、呼吸器系の異常などで市内の病院に搬送されたが、命に別条はなく、約2カ月後に無事退院。現在は、自宅での療養を続けながら、日常生活を送れるまでに回復しているという。 現場は、九州でも随一の上級者向けコース。この日は視界不良のため防災ヘリの飛行は困難で、徒歩で捜索する必要があった。 大崩山のガイドを約10年続ける中原さんの協力が無ければ、発見が遅れ、事態が悪化していた恐れもあったという。永谷消防長は「中原さんの的確な助言、勇気ある行動は非常に心強く、消防を預かる責任者として深く敬意を表します」。 中原さんは「滑落事故の現場はこれまで何度も経験しているが、どれも凄惨(せいさん)なもの。受賞はとても名誉なことだが、このような山の事故は発生しないようにしたい」と話した。
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大崩山滑落で人命救助
延岡市消防本部(永谷正男消防長)は8月22日、今年4月に大崩山で発生した滑落事故で、救助隊の道案内や活動支援を行い人命救助に貢献した「祝子川温泉美人の湯」(延岡市北川町)管理人の中原史貴さんに、消防長感謝状と記念品を贈った。
同本部などによると、4月28日午後1時ごろ、延岡市北川町「大崩山」ワク塚コース周辺で、県外の70代男性が足を踏み外し、高さ数十メートルの急斜面を滑落。男性に同行していた知人から事故の報告を受けた中原さんは、すぐに119番通報し、駆け付けた救助隊と共に午後2時45分に入山した。
その後、滑落した男性がいる正確な位置を、知人から電話で聞き取りながら隊員たちを先導。目的地までより早くたどり着けるルートや、渓流を安全に渡れるコースを案内し、翌朝4時10分の下山に至るまでの約13時間半、夜通しで救助活動の支援に尽力した。
救助された男性は右肘や右前胸部の骨折、呼吸器系の異常などで市内の病院に搬送されたが、命に別条はなく、約2カ月後に無事退院。現在は、自宅での療養を続けながら、日常生活を送れるまでに回復しているという。
現場は、九州でも随一の上級者向けコース。この日は視界不良のため防災ヘリの飛行は困難で、徒歩で捜索する必要があった。
大崩山のガイドを約10年続ける中原さんの協力が無ければ、発見が遅れ、事態が悪化していた恐れもあったという。永谷消防長は「中原さんの的確な助言、勇気ある行動は非常に心強く、消防を預かる責任者として深く敬意を表します」。
中原さんは「滑落事故の現場はこれまで何度も経験しているが、どれも凄惨(せいさん)なもの。受賞はとても名誉なことだが、このような山の事故は発生しないようにしたい」と話した。