本紙掲載日:2023-09-06
(2面)

笹目区へ「かまどベンチ」・宮崎市のタケセン

笹目区に贈られた「かまどベンチ」と寄贈式に出席した皆さん

平時にも、災害時にも-延岡

 建築資材の販売やリフォーム工事などを手掛けるタケセン(本社・宮崎市、日髙彰一社長)は8月22日、創業100周年記念事業の一環として、災害時に使用できる「かまどベンチ」1基を延岡市塩浜町の笹目区(石川俊一区長、約190世帯)に贈った。地元の笹目ふれあい広場に設置し、幅広く活用する。

 かまどベンチは、普段は休憩などで腰掛ける大きめのベンチとして、有事の際は座席部分の天板を取り外してかまどとして炊き出しなどで利用できる。同社は、今年中に県内5カ所に設置予定で、日髙社長は「普段から腰掛けて楽しい時間を過ごしてもらえれば。訓練にも活用してほしい」と期待を込めた。

 石川区長は「笹目ふれあい広場は、地域住民たちがグラウンドゴルフなどを楽しむ憩いの場。地震、津波が発生した際の緊急避難所にも指定されている。今回の寄贈は、いざという時の大きな力添えになる。大切に使いたい」と感謝した。

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